後継者不要の永代供養墓にまつわるトラブル｜神奈川でも要注意！

最初に聞いていた金額と請求額が違う

永代供養は、安価に遺骨を埋葬できる新しいサービスです。しかし、しっかりと内容を確認しないとトラブルになってしまうリスクがあります。特に永代供養の中で一番多いのは金銭トラブルです。「最初に聞いていた金額と請求額が違う」など、さまざまな事例があります。

本人が生きていれば早期解決も可能ですが、亡くなっている場合は遺族が解決しなければならないので注意しましょう。

永代供養はまったく新しいサービスなので、古い世代の遺族の中には理解できない人もいます。契約期間を終えると他の人と一緒に埋葬されてしまったり、遺骨を他の人間に任せたりすることを問題視するケースが多いです。

永代供養にする場合は、関わりのある遺族全てに了解を得ることが欠かせません。死後にトラブルにならないように、丁寧に説明しておきましょう。

永代供養墓は、「改葬」「墓じまい」から切り替えることが可能です。しかし、手続きが非常に面倒だというデメリットがあります。まず、寺院・霊園から「受入証明書」の発行が必要です。

墓地の管理者に依頼して「埋葬証明書」を発行してもらい、次は市町村役場で「改葬許可申請書」「改葬許可証」を取得しなければなりません。檀家の場合は寺と話し合いをし、許可をとる必要があります。

永代供養墓は、「永きに渡り冥福を祈る」という意味が込められています。しかし、「永代」を「永久」だと勘違いして契約してしまう人もいるようです。

永代供養墓は、契約期間が終わると、他の人と一緒に埋葬されます。一度埋葬されてしまうと、取り出すことができません。契約サービスの内容を調べてから、契約をすることをおすすめします。